Play0 ESP32 ArduinoIDEで使用する
前書き
ここではESP32開発ボードをArduinoIDEで使用する準備をします。
STEP1: ESP32開発ボードの入手
amazon等でESP32開発ボードを入手します。
今回は、HiLetgoの開発ボード(画像リンク)を使用しました。
STEP2: 積層セラミックコンデンサ(0.1μF)の半田付け
書込み時の失敗防止のため、EN-GND端子間に積層セラミックコンデンサ(0.1μF)を取り付けます。
以前に購入したTDKのFK28Y51H104Zを使用しました。
(該当品がなかったため、参考リンクは村田製作所製)
下記はPIN配置。(開発ボードメーカーにより異なる可能性あり)
なお、半田付け前に参考サイトの一読をおすすめします。


写真のように半田付けしました。
STEP3: Arduino core for the ESP32 のインストール
ArduinoIDEを準備します。

[ファイル]メニュー>[環境設定]をクリックします。
追加のボードマネージャのURL:に
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.jsonを追記しOKを押します。

[ツール]メニュー>[ボード:…]>ボードマネージャーを選択します。

esp32 by Espressif Systems を確認し”インストール”ボタンを押します。
(画像はインストール後)

STEP4: CP210x USB - UART ブリッジ仮想 COM ポート(VCP)ドライバ のインストール
左図の画像リンクに移動します。
(https://jp.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers)
自分のプラットフォームに合わせたVCPドライバをダウンロードします。
(今回はWindows 10 Universal用をダウンロード)

展開先のCP210xVCPInstaller_x64.exeを実行します。

[次へ]を押し、下記画面を確認後、[完了]を押下します。

注意点:
①Arduino core for the ESP32について
インターネット上には最新版を手動でインストールする方法も紹介されていますが、私が試した時は、BLEとAWS関連のライブラリでエラーが発生しました。
初めてインストールする場合、ボードマネージャからのインストールが簡単です。
②開発ボードへのコンデンサ取付について
私のボードは当初
・10回に一回しか書き込めない
・簡単なプログラムでも書き込み完了が非常に遅い
といった具合でした。コンデンサ取付後は、問題なく動作しています。
同じ事象でお困りの方は取付をおすすめします。